平成23年度「田舎で働き隊!」の実績

上越市西部の中山間地域で
有機農業の農業研修に参加した
舘江晋さん(25歳)
<研修期間>
平成23年8月~24年2月(7カ月間)
<研修員を受け入れた地域社会組織>
株式会社じょうえつ東京農大
環境と健康にやさしく、かつ付加価値の高い中山間地農業を確立するため、当該地区農業者、産業界、東京農業大学、卒業生などの有志が出資して平成20年に設立。

中山間地(谷浜・桑取地区)の耕作放棄地を再開発しJAS認証を取得(H21)。

国内外の研修生を受け入れ地域貢献活動など様々な活動を展開。
<受入地域の取り組むべき課題>
地域農業高齢化問題緩和のための
 新たな後継者の育成
かつての県営開拓事業による
 造成地の耕作放棄地の有効活用
<研修内容>
自治体、地元生産者と協力し、中山間地振興に貢献することを経営理念とする大学母体の株式会社における生産実習(水稲、有機野菜)、販売実習、(朝市、スーパー、インショップ)、加工実習(漬物、切り干し大根等)。ほか地域行事への参加。
<研修員の声>
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甘楽富岡地域で
少量多品目生産農家の農業研修に
参加した村西真典さん(25歳)
<研修期間>
23年9月~24年2月(6カ月間)
<研修員を受け入れた地域社会組織>
NPO法人 自然塾寺子屋
「農村から、世界と日本を元気に」というキャッチフレーズのもと、農業と農村での活動を通じ、地域・自然・人々ともに地域を活性化することを目的に2003年に設立。

以来、国際協力/交流活動、青少年育成活動、環境保全活動の3分野を中心に活動。
<受入地域の取り組むべき課題>
衰退する特産物生産とそれを取り巻く
 文化の継承
養蚕・蒟蒻栽培を中心とした伝統的産業
 に代わる新たな営農モデルつくり
農村地域の活力をより高めるための
 地域農業の維持・発展
<研修内容>
NPO法人を拠点にし、地元農家でのナス、ネギ等の露地野菜、インゲン、ニラ等の施設栽培、農業生産法人での稲収穫請負、地元行事参加など
<研修員の声>

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利根沼田地域で
6次産業化を目指す企業で
冬野菜の農業研修に参加した
伊東雅さん(27歳)
<研修期間>
平成23年10月~24年2月(4.5カ月間)
<研修員を受け入れた地域社会組織>
雪国アグリ株式会社
食の安全を第一に考え、社会貢献及び事業活動における地球環境保護へ積極的に取り組む。

高齢化の進む地元農業の要請に応え、契約栽培方式で地場農産物の販路の提供や、就農体験希望者や農業研修生の受入れ、グリーンツーリズム等の領域に取り組む一方、地区内農業の振興のため6次産業化を見据えた多分野にわたる担い手の育成・確保、新規就農者の定住化を支援。
<受入地域の取り組むべき課題>
効率的かつ安定的な農業経営が
 農業生産の大部分を担う望ましい農業構造
 の確立に向けた、意欲と能力のある多様な
 担い手の育成・確保

生産から加工、販売までの体系的研修の
 実施による、農業を担う後継者を育成
<研修内容>
農業の6次産業化を目指す民間企業活動のなかでのOJT。露地野菜の収穫・出荷・調整作業。東京での物産展参加、地元小学校への食育教育、野菜倶楽部の年次会合出席など
<研修員の声>
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